社交ダンス用語集

必須単語(よく説明なしに出る単語)

LOD (Line of Dance)
社交ダンスの進行方向。フロアの壁にそって、左まわりに回っていく。
社交ダンスには一か所で踊る種目と、ぐるぐるフロアを回りながら踊る種目があり、後者の種目の進行方向。試合で逆に進むと減点らしいです。(逆に進むと、たぶん他の人にぶつかります)
ホールド
ペアで組むこと。もしくは組み方。ダンスの種目(ワルツやタンゴ等)によって組み方が若干違う。組む構えをするのを「ホールドを張る」などという。
足のボール
足の親指の付け根。日本語でよい翻訳がないためか、社交ダンスでは、皆、ボールと呼んでいる。ここに重心を乗せたり、ここを中心に回転したりする。

スタンダード
社交ダンスの種目のグループ。ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット(略称スロー)、クイックステップ(略称クイック)、ヴェニーズワルツ(略称:ベニワル、V.ワルツ)が属する。踊っている間、両手を相手から離さないのが特徴。「モダン」や「ボールルーム」とも言う。競技会では燕尾服などを着る場合もある。

ラテン
社交ダンスの種目のグループ。サンバ、チャチャチャ(略称チャチャ)、ルンバ、パソドブレ(略称パソ)、ジャイブが属する。基本的に相手の両手か片手触りながら踊るが、競技会では完全に離れていることも多い。競技会では肌を褐色に塗ったりもする。

たまに説明なしに出る単語

フィガー
3~9歩くらいの、一区切りの動き。教科書もある。名前を覚えると、会話もしやすく、追加情報も調べられるようになるので、上達が早いかもしれない。
ルーチン
フィガーを組み合わせたもの
アマルガメーション
ルーチンと同じ意味(たまに、ルーチンが長く、アマルガメーションは短い、みたいに言う人もいる)
プレパレーション
スタンダード種目で、メインの動きに入る前の動きで、左右に動く。ワルツ・スロー・クイック・V.ワルツで頻繁に用いられる。競技会では採点対象にならないと言われている。
予備歩
プレパレーションの後に、メインのフィガーに入る前の1歩。男子が右足からのフィガーからルーチンを踊る際に、先に左足を出す必要がある際の、左足がこの予備歩(女子はその逆)。ワルツ・スロー・クイックで頻繁に用いられる。
リーダー
次のフィガーや移動方向を決める人。多くの場合男性。LODに沿ったダンスの場合、この人しか進行方向を見れないので、この人がちゃんと次に何をやるか決めて動けることが大事。
パートナー
多くの場合、女性。ダンスの「花」の役割。リーダーのリードに合わせ、美しく魅せる。
ナチュラルターン
3つの意味をもつ混乱しやすい単語。
① 6歩で構成されるナチュラルターンというフィガー全体
② ナチュラルターンの前半3歩
③ 右回転のこと
リバース
左回転。左回転していくフィガーをリバース系フィガーという。
PP もしくは プロムナード ポジション
男女が同じ方向を向く配置
クローズド ポジション
男女が向き合う配置。(他にもたくさんポジションはありますので、ゆっくり覚えていきましょう。とりあえずPPとクローズドポジションを知っておけば、大抵会話についていけます)
ウォーク
タンゴ、ルンバ、チャチャ、サンバ、パソでよく出てくる単語。特殊な歩行方法になっている。ワルツ等も徐々に専用の歩行法にしていくと、うまく踊れる。